全力解説 vol.33「この期間に出産したい、という妊婦さんへのアンサー」
陣痛を促すためには何をすればいいのか。歩く?焼肉?指圧?
産婦人科医やっきー
2025.04.25
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こんにちは!
産婦人科医やっきーです!
本記事の公開は4月25日ですが、この時期になると妊婦健診でときどき聞かれることがあります。
🤰「里帰りですが、ゴールデンウイークの間の出産なら夫が立ち会えます。この間に出産する方法はありますか?」

確かに、せっかくの命の誕生を家族総出で味わいたいという要望があるのは自然なことです。
母児の心身はもちろん、家族の都合も含めて最高の状態で赤ちゃんに会いたい、という希望は大いに尊重されて然るべきですね。
あと大きい声では言えないヤツとして🤰「むしろ大型連休中だと義両親が来てめんどいからその後がいいなあ」なんてご意見もあったり。なかったり。
というわけで本日お届けするテーマは「この期間に出産したい、という妊婦さんへのアンサー」です🐻❄️
分娩週数に関する医学的な考え方と、よくある俗説の検証(歩くと陣痛が来るとか焼肉を食ったら陣痛が来るとかハーブティーを飲んだらいいとか)を行っていきましょう。
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続きは、9006文字あります。
- ※注意点※
- 分娩週数について
- ①分娩誘発
- ②卵膜剥離
- ③乳頭刺激(乳首マッサージ)
- ④めっちゃ動く(歩く・階段の昇り降りをする・スクワットする・トイレ掃除をする)
- ⑤性交渉
- ⑥特定の食べ物(焼肉、辛いもの、パイナップルなど)
- ⑦ハーブティー(ルイボスティー、ラズベリーリーフティーなど)
- ⑧ハーブの摂取(ブルーコホシュ、ブラックコホシュ、クローブオイルなど)
- ⑨ヒマシ油の摂取
- ⑩お風呂に長く入る
- ⑪鍼灸・指圧
- まとめ
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