全力解説 vol.36「妊娠中にアセトアミノフェン(解熱鎮痛剤)は飲めるの?」

こんにちは!
産婦人科医やっきーです!
最近、ちょいと更新が滞り気味で申し訳ありません🐻❄️
8月出版予定の書籍の原稿締め切りが5月でして、そちらの作業がメチャクチャ立て込んでおりました。
また、裏でこっそり7月公開予定のブログ記事(マンガ考察の方)も書いており、そちらの方でも計50冊近い漫画の描写を逐一チェックしていたため、
先月(2025年5月)は産婦人科医やっきー3歳の誕生月だったわけですが体中の穴という穴から血が噴き出る生活を送っておりました。
というのは冗談としても、何もしてないのに急に鼻血が出てきた時は「死?🐻❄️」と思いましたが(実話)、
これからも読者の皆様のためになる・楽しんで頂ける記事を書き続ける所存でございます。
たとえシロクマが赤クマになっても嫌いにならないでください。
まあそんなこんなで、原稿も上がったしブログ記事も99%書き上げたので、6月はもうちょいニュースレターを更新したいところ…
と思いつつも、仕上がった原稿の修正・校正作業などもあるため、
次は耳から血が出るのかケツから血が出るのか楽しみで夜も眠れない(締め切り的な意味で)日々が続きますが、
引き続き馬車熊のように働いていきたいと思います🐻❄️

閑話休題。
以前からたびたび寄せられているご質問として、こういったものがあります。
🤰「妊娠中にアセトアミノフェンを飲むとADHDリスクが上がるという報告があるようですが、本当ですか?」
🤰「妊娠中のアセトアミノフェンはASD(自閉スペクトラム症)リスクを上げると聞きました」
アセトアミノフェン(カロナール)は、いわゆる「妊娠中に飲んでもOKとされている解熱剤・鎮痛薬」であり、私も片頭痛持ちや子宮筋腫変性痛の妊婦さんに処方することはしばしばなわけですが、
赤ちゃんのASD・ADHDに与える影響がなんとかかんとか、未だに根強く言われているようで。
これに対する私の回答は一貫して以下の通り。
🐻❄️気にしなくていい。
です。
てなわけで本日は「妊娠中にアセトアミノフェンは飲めるの?」というテーマでお届けします🐻❄️
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- 痛み止めの分類
- 妊娠中にアセトアミノフェンを使う理由
- 妊娠中のアセトアミノフェンに関する報告
- 余談:妊娠中の発熱は赤ちゃんに悪いのか?
- まとめ
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