全力解説 vol.27「切迫早産の長期入院を回避する方法について考える 再筆版」

こんにちは!
産婦人科医やっきーです!
今回の記事は『切迫早産の長期入院を回避する方法について考える 再筆版』です。
私はこのニュースレターとは別媒体で、大人気マンガ考察ブログ『産婦人科医が漫画を読む』も運営し、
漫画界最凶の産婦人科医が起こした所業について解説したりしているわけですが、
たまに漫画がほとんど絡まない記事を書きたくなることもあります。
そんな記事のひとつが、本記事公開から約2年前にあたる、
2023年4月22日公開の『切迫早産の長期入院を回避する方法について考える』でした。

(現在は公開終了しています)
この記事はブログで閲覧数3万件と、PV数ではトップ10に入るくらいの反響もあったのですが、
ブログの他記事とほとんど親和性が無いこと、記事を執筆してから世の中の風潮や私の考えにも多少の変化があったことで、
「切迫早産の記事、ニュースレターで書き直してえなあ🐻❄️」とつねづね思っていました。
というわけで、今回の記事は『切迫早産の長期入院を回避する方法について考える 再筆版』です。
切迫早産に対し、何日も何週間もずーっと張り止めの点滴をし続けるという治療法は世界的には10年以上前から「有効性がない」と否定されている手法なのですが、
ほぼ日本だけで諸事情により続けられてしまっているのが現状です。
これに対し「どうすれば患者側の立場から、点滴や入院を回避できるのか」を考えていくのが本記事の趣旨になります。
ブログ版の記事内容を下敷きにしつつ構成を大きく変更し、
この2年間でどのようなエビデンスやガイドラインの変化があったのか、2年経って私がどう考えているのか、といったあたりを含めて解説していきましょう🐻❄️
ブログ版の内容を半分以上にわたり加筆修正していますし、うち一点は特に大きく結論を変えています。
ブログ版は一部に配慮したマイルドな表現でしたが(あれでも)、
今回はブログ版以上に産婦人科の内情に突っ込んだ内容を、忖度をぶん投げて書いていくので、
サポートメンバー限定記事、かつ無料部分も最低限とさせて頂きます。
その分、切迫早産管理に悩む医療関係者の皆様や、切迫早産と診断された妊婦の皆様のお役に立つであろう内容をお届けしていきます🐻❄️
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