全力解説 vol.9「民間の臍帯血バンクって意味あるの?」
読者の方からご質問を頂きました。
🤰「民間の臍帯血バンクは登録した方が良いのでしょうか?」
民間の臍帯血(さい帯血)バンクに関するご質問、実は数か月に1回くらいのペースで来ます。
出産時に赤ちゃんの臍帯血を取っておくことで赤ちゃんが今後、病気をした時に活かせるかもしれない…という話ですね。
これに関する私の見解は、一貫して以下の通り。
🐻❄️「100%とは言いませんが、99%意味ないです。私ならやりません。」
臍帯血保存そのものは全くのデタラメ医療というわけではありませんし、臍帯血がうまく利用できる可能性に賭けてみるのが間違いとは言い切れません。
ただ、10年で数十万円という決して安くない出費に見合う価値があるかというと、現時点では全く見合っていないと言わざるを得ません。
(民間のではなく、公的な臍帯血バンクなら全力でお勧めします)
庭から石油が溢れて止まらなかったり、ツイッターを買収してXに変えたりするくらいの財力を持っている一部の方なら良いでしょうが、
そうでなければそのお金はお子さんの教育資金にでも回した方がいいと思います🐻❄️
何故このように言えるのか、根拠をお話ししていきましょう。
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- 臍帯血について
- 白血病について
- 公的さい帯血バンク
- 民間の臍帯血バンクは?
- 白血病に使える可能性
- 脳性麻痺・自閉症治療に使える可能性
- 民間臍帯血バンクの不祥事について
- まとめ
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