全力解説 vol.5「海外のつわりの薬は使えないの?」

つわりの治療薬がなかなかできない理由、海外の治療薬Diclegis®を日本で再現する方法
産婦人科医やっきー 2024.06.22
読者限定


読者の方からご質問を頂きました。

🤰「他の国にはつわりの薬があると聞きました。日本では導入されないんでしょうか?」

***

つわり問題は本当に難しいですね🐻‍❄️

何が難しいかって、未だに仕組みがいまひとつ解明されていないこと、

研究を進めるのが非常に難しいこと、医学史において屈指の薬害事件が絡んだことなどにより、

つわりの研究が行われる機会が少ないのが現状です。

それでは本日は、つわり研究の歴史と治療薬について全力解説していきましょう🐻‍❄️

つわり研究がなかなか進まない理由と、

日本で安全・かつ合法的に使える範囲内で海外のつわり治療薬を再現する方法についても。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、5166文字あります。
  • ◎つわりとは?
  • ◎つわりの研究が進まない理由
  • ◎つわりへの対応
  • ◎海外のつわり治療薬「Diclegis®」

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

サポートメンバー限定
メンバー限定記事 第5回「NT肥厚とダウン症の話」
読者限定
全力解説 vol.11「会陰切開と会陰マッサージの話」
読者限定
全力解説vol.10「マーガリンはプラスチック?体に悪い?」
サポートメンバー限定
メンバー限定記事 第4回「不妊治療だと双子になりやすい?」
読者限定
全力解説 vol.9「民間の臍帯血バンクって意味あるの?」
読者限定
全力解説 vol.8「男女の産み分けってできるの?」
サポートメンバー限定
メンバー限定記事 第3回「質の低い医者の見分け方」
誰でも
【特別企画】性教育の専門家と対談してみた