全力解説 vol.55「丙午(ひのうえま)徹底解説」

かつて出生数が25%減少した迷信、60年ぶりの『丙午』を語る
やっきー 2026.01.01
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皆様、明けましておめでとうございます🐻‍❄️

2026年、一本目の記事です。

2026年にまつわる、かつ産婦人科が絡む問題といえば、

60年ごとに日本社会を大きく惑わせてきた悪習『丙午(ひのえうま・へいご)』でしょう。

1966年(昭和41年)に前年比で出生数を25%下げた『丙午』が、ついに今年やってきました。

医師であり迷信研究者でもあった東京大学教授・日野壽一氏は、このように語っています。

丙午の説はどの方面から見ても全く盲誕無稽な迷信である。
(中略)迷信中その直接の惨害の甚だしいのは丙午の右に出るものはあるまい。
迷信調査協議会編『迷信の実態』1949年

https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/25/backdata/01-01-03-02.html

https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/25/backdata/01-01-03-02.html

ちなみに丙午ネタは重見先生ふらいと先生と被る可能性が大いにある、レター配信者としては非常に危険なテーマなのですが、これはもう被らないように祈るしかありません。

なお、どれとは言いませんが「これ書こうかなー」と思ってたネタをほむほむ先生に一足先に書かれてしまって家で人知れず絶叫したことが最近ありました。

「この記事を書こう」と思ったなら既に記事が書き上がっている、くらいでなければ群雄割拠の医療レター界では生き残れないのです。「言葉」でなく「心」で理解できた。

というわけで、本日は『丙午(ひのえうま)』を徹底解説します。

もうさすがに令和の世の中で「丙午の年に出産するなんて不吉だ」などという人はほとんど居ないでしょうし、そういう迷信を発して許されるのはナウシカのババ様くらいですが、

おそらく今年は不安を煽りまくるメディア無免許のババ様が登場して丙午うんぬん言い出すことが火を見るよりも明らかなので、

今のうちに『丙午』がどういうものなのかを把握し、そういう意見を冷静に見られるよう予習しておきましょう🐻‍❄️

なお、本記事の末尾には半額クーポンを含む3種類の「お年玉企画」のご案内もありますので、

ぜひ最後までご覧くださいませ🐻‍❄️

***

『丙午』とは何なのか?

おそらく多くの人が、小学校~中学校くらいで社会の勉強をした時、

1966年に出生数が急激に凹んだグラフを目にしたことがあるはず。

https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/25/backdata/01-01-03-02.html

https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/25/backdata/01-01-03-02.html

そして「この年は子どもを産んだら不吉だという迷信が流行ったんやで」的な感じのことを先生から教わるわけですが、深く突っ込んだ内容が語られることは多くありません。

しかし、前年比25%も出生数が下がったこの大事件は果たして何だったのか。

自然災害や疫病、戦争・内戦などで短期的に出生率が下がることはあれど、単なる迷信によって特定の1年にこれほど大きな人口動態の変異が起きた例は世界的に見ても稀です。

そんな『丙午』について、歴史を遡りながら見ていきましょう。

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続きは、9316文字あります。
  • 江戸時代初期~中期の『丙午』迷信
  • 江戸時代後期~明治の『丙午』迷信
  • 昭和の丙午(1966年)
  • 丙午生まれは進学や就職に有利だったのか?

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